JVIA
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JVIAとは

第4回 換気ダクトは細いほうがいい??
50mmφ(パイ)は32倍の圧力損失を知っている?
直径10cm(100mmφ)の管をスペースがないから半分の5cm(50mmφ)にしろ、とよく言われます。ユーザーさんは興味がないでしょうが、建築業者にとっては迷うことなく50mmφに軍配を上げます。その業者の要求を拒絶してまでなぜ、われわれJVIAメンバーは、50mmφダクトを使わないのか、それは以下の理由によります。

1.100mmφを50mmφにすると、32倍圧力損失が増える−平たく言うと32倍空気が流れにくい。
換気量は「m3/h」で表します。量(嵩)つまり升で量り、分母は時間(秒・分・時)です。JVIAメンバーの製品カタログを見ると、性能値の分母がsec(秒)min(分)hr(時)と表現されています。量目(嵩の概念)をイメージしやすくするためです。
例えば、40坪の住宅の必要換気量が、160立方メートル(m3)/hとします。m3をリットル(L)に換算し分母を秒に直すと、44.4L/sec。20Lの携行缶2つ強の空気が1秒の間にダクト内を所定のスピードで流れ、外に捨てられるのです。わかりやすくなりましたね。
さて本題。
直径100mmφのダクトを50mmφにすると、断面積は半分ではなく1/4になりますね。そこに同じ換気量を流すには素人判断でも4倍以上スピードを上げなければならないことに気づきます。「以上」とは?
100mmφ→50mmφにすると表のように直径比の5乗、なんと32倍の圧力損失となるのです。

50mmφのダクトは合理的でない
巨大な圧力損失を承知で、50mmφダクトを採用すると、力のあるファン=高価格、高騒音、そして何より消費電力が跳ね上がります。逆に100mmφと同じファンでは換気量がガタ減りするのです。

2.目詰まり、メンテナンスの頻度
換気システム(第3種)はメンテナンスフリーではありません。1年ほおっておく(回しばなしにする)と10%〜15%換気量が落ちます。奥様は電気掃除機のダクトの汚れをご存じですが、それは酷いものですね。
JVIAメンバーは50mmφを使っていませんから、追跡していません。でも他人事ながら、心配ですよ。
20年前に法制化されたヨーロッパで、メーンダクトが50mmφなどありやしません。



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