Q.なぜ輸入品なのですか?
A.具体的にお話しいたしましょう。
日本は世界的にも優れた家電メーカーが数社存在し、そのほかにも換気ファンを製造している会社がたくさんあります。
この中には優れた製品もあり、技術開発力も優秀です。
しかし、住宅用の換気システムは、ファンモーター単体の技術力だけでは決まりません。
住宅内を、最小限のエネルギーと熱ロスで効率よく換気するためのノウハウが重要なのです。
住宅用換気システムを世界で初めて1970年代に確立した北欧を初めとする北ヨーロッパは、30数年の歴史のなかで多くの経験を蓄積してきました。
日本輸入換気システム連盟は、その進化した換気システム機器、および付帯する経験とノウハウを日本に輸入するとともに、まだ遅れている日本の法規制などについて政府や関連機関に意見を提言する団体です。
Q.なぜ換気システムが必要ですか?
A.日本では2003年7月より、住宅などの建築物に換気設備を設置することが“義務化”されました。
シックハウス症候群の原因となる有害化学物質を換気によって薄める目的で建築基準法を改正した(機械換気設備の設置を義務付けた)のです。
しかし、この法律の問題点は、細かく換気について定めていますが、部屋ごとに換気ファンを設置する方式でも、セントラル換気システム式でも、どちらでもよいことになっている点です。
部屋ごとに何台も取り付けて換気する換気ファンと、家全体を1台の換気装置とダクトで換気するセントラルタイプでは、換気の質が大きく違います。違いをごく簡単に説明すると、個別の住宅容積に必要なだけの新鮮空気を計画的に取り入れ、無駄をなくすことができるかどうかの違いです。セントラルタイプは、住宅内で効率よく空気を流す面や、維持管理面など全ての点で部屋ごとに設置する換気ファン方式より優れています。それが先進国の常識です。私たちは輸入セントラル換気システムの販売を通じて進んだノウハウを皆様に提供できます。